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究極のモッツァレッラを求めて
皆さん、おひさしぶりです。
レジーナです。

長い間、ブログを放置してしまいました。
チェックしていていただいた方、本当にご免なさい。
忙しい時期が続いていたので、中々更新できなかったのです・・・。
この長い空白の期間、私達ゼンゼロはどこで何をしていたのでしょうか?

旅行の面白いプランを作ったり、お客さまをツアーにお連れしたりして相変わらず頑張りましたね!(笑)

じゃ、今日は世界遺産の遺跡で有名なパエストゥム(Paestum)からほど近くにあるモッツァレッラ工場にみなさんをお連れしたいと思います。ナポリから車で約2時間ほどかかりますが、あせらずに!(笑)
それでは、まいりましょう!

まずモッツァレラというのは何かというのは・・・?皆さん、ご存じですよね!
モッツァレッラは、南イタリアのカンパニア州のチーズの一種ですね。
デリケートな味が特徴で、熟成工程がない、フレッシュチーズです。
日本でも「パルミッジャーノレッジャーノ」や「ゴルゴンゾーラ」などは、 もう普通の食卓でも食べられるようになっていますが、「モッツァレッラ・ディ・ブファラ」はまだまだ珍しいチーズだと思います。
「モッツァレッラ・ディ・ブファラ」の「ブファラ」はイタリア語で水牛という意味で、いわゆる日本で普及している、乳牛から作るモッツァレラとは味わいが全く違います。水牛のミルクは油が多く、とても濃厚な風味があるんですよ。その風味を落とさず食べられるのは、作られたその日からせいぜい3日間。なので、日本でもし本物の水牛のモッツァレッラが手に入るとしても、やっぱり本場の味とは全然違うんです。

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さて、このモッツァレッラ工場、到着するとすぐにバッファローの牧場が目にとまります。とても強い牧場の香りがするので、田舎暮らしに慣れていない、私たちのような町から来た人はちょっとびっくりしてしまうと思います。普段、バッファローをすぐそばで見る機会はあまりないと思いますが・・・水牛って以外にかわいい顔をしてるんですよ。かわいい牛さんを眺めているうちに、強い牧草のにおいも忘れてしまうかも?

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ほとんどのバッファローは新鮮な水牛の乳を使るために飼育されていますが、食用に飼育されているバッファローもいます。こちらの牧場主さんによると、牛肉よりもバッファローの肉のほうが脂肪分が少なく鉄分などが多くて、健康に良い成分がたくさん含まれているので人気の高い肉なんだそうですよ。工場の見学が終わったら試してみてはいかがでしょうか?メニューにはモッツァレッラ・チースだけではなくて、水牛の肉のラグー(ミートソース)のパスタ、水牛のサラミ等も味わえます。

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さて、工場の中に入ってみましょう。足を一歩踏み入れると、まず牛乳の香が鼻をつきます。そして、次に目に留まるのは、水槽のようなところに、プカプカと浮かぶたくさんのモッツァレッラの姿!こんなにたくさんのモッツァレッラがあるなんて・・・と感動もつかの間、とにもかくにも、職人さんに作り方を教わりましょう。

まず絞りたての水牛のミルクを沸騰させないように煮ながら(最高37度)殺菌をします。次に凝乳酵素を入れ、そのまま放置します。自然に冷ましたミルクはプルプルした豆腐状に。それを細かく切って、浮いてきた乳清を取り去ります。 次のステップではお湯(100 ℃)を加えます。熱湯を加えたことで、凝固したミルクはだんだんやわらかくなります。 職人さんの手によって棒でゆっくり混ぜられたモッツァレッラチーズは 大きさや、形、さまざまなバリーエーションが形成されます。次に、チーズをこぶし大の大きさにちぎります。 職人さんたちが二人一組になってリズミカルにちぎっていきます。(・・・モッツァレッラという名前は「引きちぎる」を意味するイタリア語「mozzare」に由来します。)

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この後、塩水に漬けて30分くらいで食べごろになります。お待たせしました。出来たての新鮮なモッツァレラです!
口に入れた瞬間に広がる、出来立てのモッツァレッラの風味は格別。これは日本では、いや、イタリアの他の地方でも絶対に味わえない、贅沢な瞬間なのです。本物のモッツァレッラを一度でも口にしてしまったら、普通の乳牛で作られるものをモッツァレッラと呼ぶのは、はばかられるようになるかもしれませんね。なんて罪つくりなんでしょう。でもこれが「本物を体験する」ということではないでしょうか?飛行機に乗り、電車を乗り継いではるばるパエストゥムまで来て体験する価値は絶対あると思いますよ!

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さて、ゼンゼロによるモッツァレッラ・ツアーはいかがでしたか?
・・・ちょっとでもモッツァレッラ工場の雰囲気が伝わっていれば幸いです。

お時間があったらぜひ、こんな体験をあなたの旅行に組み込んでみてはいかがですか?きっと、南イタリアでの旅がとっても面白い経験になると思います!

それではみなさま、un caro saluto

Regina e Tonia


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by zenzeronline | 2011-06-07 05:54 | おススメの旅行先
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