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いよいよ夏本番の日差しのなか、ナポリ湾に浮かぶ小島、プロチダ島に行ってきました。
ナポリから高速船で40分。フェリーでのんびり行っても1時間ちょっと。 ![]() 映画「イル・ポスティーノ」の舞台になったコリチェッラ地区。 この可愛らしい色とりどりの家並みは、漁師さん達が沖から自分の家を見つけやすいように、と塗り分けられたそうです。 日本の海の男なら「仕事中に自分ちなんか眺めてへらへらしてんじゃねぇ!」とか叱られそうですね。 こんなおうちで漁師の夫を待つ生活ってどんなかな~、などと考えつつ・・・。 ![]() 丘の上に見えるのは昔の刑務所跡。刑務所入るならここだな~、などと思いつつ・・・。 ![]() ・・・旧市街を通ってマリーナ・グランデに戻ります。 ![]() 小人のおうちみたい。 ![]() 猫もだらり~ん ![]() 港が見えてきました。 ![]() 夾竹桃が満開の港通り ![]() 港のレストランでランチタイム。2時間以上かけて、まったりと・・・。 ![]() のんびりした島に似合わず、15分毎にカンカン鳴る港の教会の鐘。・・・あ、また鳴った。 ![]() 3席空いてますよ。 ![]() カプリ・イスキア・そしてこのプロチダ。ナポリ湾には3つの島がありますが、雰囲気はそれぞれずいぶん違います。 島というのは距離的に近くても海に隔てられているせいか、それぞれ独自に島の個性が培われていくのかもしれません。 プロチダ島には重要なモニュメントは殆どありませんが、そのあっけらかんとした素朴さは、何とも人をほっとさせます。 ナポリの喧騒に疲れた心と体ををゆるゆるとほどいてもらいました。 Yumi www.zenzeronline.it ![]() にほんブログ村 ▲
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| 2013-07-24 08:30
| おススメの旅行先
みなさん、こんにちは。ナポリはここ数日、日中は暑くて、夕方になると雷が鳴り、にわか雨が降るような天気が続いています。
さて、ちょっと時期が過ぎてしまいましたが、6月はイタリアでも結婚式の季節。 土日に町や村の教会の前を通ると結婚式に遭遇することが多いです。 ![]() 日本でジミ婚が流行っているように、南イタリアでも進歩的な人達を中心に、趣向を変えたオリジナルな結婚式やシンプルな結婚式が増えているようです。 こちらは果樹園の中でのくつろいだ披露宴、服装もカジュアルで気楽な雰囲気。 ![]() 裸足で踊る我らがレジーナも見えます。 ![]() 一方、私の親戚は、典型的な南イタリア人・・とても保守的な方々なので、懐具合にかかわらず結婚式に全精力を傾けます。 披露宴会場はお城風だったり、貴族の館風だったり、広い庭やプールがあったり・・・。甘くてロマンティックな雰囲気造りはやっぱりイタリア人、上手です。 ![]() ![]() ・・・ただ、これがまさに疲労宴で、なんと6~8時間程も続くのです。 しかも日本だと、司会がいて、余興があって、プログラム通りに進んでいきますが、こちらは進行役もなく、テントウムシのサンバを歌ってくれる友達や、上司のスピーチがあるわけでもなく、大食い選手権かというような量の料理がどんどん出てくるのみ。 最初は私も、これがこちらの楽しみ方なんだろうと思っていましたが、やはり終盤近くともなると、ゲンナリした顔もちらほら見受けられ・・・。 ちなみにこちらのカップルは日本と比べて婚約期間がとても長く、10年以上もフィアンセでいることも珍しくありません。 日に10回も携帯でおしゃべりし、3日と空けずにデート、日曜はどちらかの家で食事、というかなり密度の濃いお付き合いをしながらの、長い長~い婚約期間。 もはやお互いの家族の一員と言える程の仲なのに、なかなか結婚しないのは、経済的に自立できるのが遅いのが大きな理由なのでしょうが、離婚するのも大変なので、いきおい慎重になったりもするのでしょう。 でも何年経っても、一向に飽きたりマンネリムードにならずにラブラブなのがこのヒトたちのすごいところ。私達、淡泊すぎる民族はちょっと見習った方がいいかも❤ ![]() そうしてやっと迎えた結婚式なので、力の入りようもまた格別ですよね。 おめでとう! でも大変なのはこれからだよ! zenzeroがプロデュースしたある結婚式でのエピソード。 ![]() ![]() ![]() 海外での挙式とあって、参列者もなく、式の後、レストランで新郎新婦とレジーナのみでの食事中、そうと知った周りのお客さんたちがみんなで祝って盛り上げてくれたとか。 さすがアモーレの国の人達。愛し合うカップルを見ているだけで嬉しくなってしまうようです。 Yumi www.zenzeronline.it ![]() にほんブログ村 ▲
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| 2013-07-12 08:00
こんにちは。ゼンゼロのレジーナです。みなさんこんにちは!またピッツァ話ですみませんが・・・。
ナポリに「サニタ地区」と呼ばれる地域があります。 町の中心にありながら、観光客はもとより、ナポリ人でもそこに住んでる人以外、あまり寄りつかない地区で、私も今まで殆ど足を踏み入れることのなかった未知の場所です。 先日、そこに古くからあるピッツェリア「da Concettina ai Tre Santi(Pizzeria Oliva)」が、外装・内装をリフォームし、新しいメニューを加えたのを機に、ジャーナリストなどを招いた昼食会が催され、私も何故かお相伴に預かり、ずうずうしく混ざってきました。 ![]() Oliva家のピッツァ野郎たち。ここは1951年にコンチェッティーナさんという女性が始めたピッツェリアで、左から2番目のCiro Oliva(若い!カワイイ!!)で4代目とか。 ![]() で、肝心のピッツァ達。 まずはコレ。小さいハート形の揚げピッツァにさらっとトマトソースをかけたもの。生地そのものの美味しさがよく分かります。 ![]() これが本来の大きさの揚げピッツァ。一瞬でこんなに膨らみます。いい色! ![]() 定番マルゲリータ。極上モッツァレラを使っています。 ![]() チェターラ(アマルフィ海岸のイワシ漁で有名な港町)風。イワシ+黒オリーブ+ケッパー+プチトマトをオレガノ風味で。これ美味しかった! ![]() ちょっと変わったコスティエラ(アマルフィ海岸)風。彼の地で採れたレモンの皮が散らしてあり、珍しく胡椒がかかっています。おしゃれ。 ![]() ピッツァに欠かせない飲み物ということで、地ビールもそれぞれのピッツァに合わせて。ほんのり濁って滋味深い味わい。 ![]() サニタ地区・・・中央駅付近の猥雑さと違い、外部の人が入りこまないようなディープで「閉じた場所」というような雰囲気があります。 ただ、ここにはSan GaudisoのカタコンベやFontanellaの墓所など別の意味で怖い、でも興味深い場所も結構あるんです。 もちろん近寄らないに越したことはありませんが、人通りの多い時間帯にちゃんと(すごく)気をつけて歩けば大丈夫でしょう。 あと、一人歩きは避けた方が無難かも。 次回はバッグなど持たず、汚い恰好で(いつもと変わらず)ちょっと探検してみたいです。Olivaのピッツァもまた食べてみたいし。 Yumi www.zenzeronline.it ![]() にほんブログ村 ▲
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| 2013-07-05 09:00
| ナポリから
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