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オペラ鑑賞デビュー!
このところイタリアは悪天候で、北部のモデナではたくさんの家屋が水に浸かってしまいました。ナポリも先週から雨続きで、ずっと止まずに時にはごうごう音を立てて振る雨の音を聞いていると気が滅入ります。
年末と数日前には地震もあって、地下鉄に乗ってチェントロへ出かける気にもなれず、家でくさっている今日この頃。
こんな激しい雨が降り続くことは以前はなかったようですが、それでも寒い冬と雨季が一緒に来るイタリア。みんなが夏を愛するのも分かります。

そんなことでご紹介できるネタがあまりなく、ちょっと古い話で恐縮ですが、年末に行ったオペラ鑑賞の話題を。。

ナポリにはサンカルロ劇場という、稼働している劇場としてはヨーロッパで一番古い歌劇場があります。
ここは1737年に、その頃ナポリを統治していたスペイン・ブルボン家のカルロ三世によって建設されました。最初の内部装飾の色はブルボン家の色、青だったそうです。
王宮から直接入れるようにひと続きの建物になっています。
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バルコニー席全てにかかっている鏡はこれでロイヤルボックスにいる国王の様子をうかがう為だったとか。(喜んでるとか居眠りしてるとか)
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天井画「知恵の女神ミネルヴァに詩人達を紹介する太陽神アポロ」
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いつかここでオペラを・・と思いながら苦節8年。今回オペラ歌手の友人と一緒に行けることになり、やっと念願がかないました。
間際になって決めたので、前から2列目の席しか取れず、結構な散財でしたが、間近で見る迫力があってよかったです。
演目は「アイーダ」。なにしろちゃんとした場所でオペラを見るのは初めての私。場違いだったら?解からなかったら?と不安でしたが、雰囲気もオペラ自体も十分楽しめました。

セットは割と前衛的で、牢獄がぶら下がった何本もの縄で表されていたり、一枚の大きな布を効果的に使っていたり、なかなか面白かったです。(上演中は写真禁止の為、お見せできずにスミマセン)

ただ、あの声を出すにはこの体が必要なんだとは分かってはいるのですが、悲劇の王女アイーダが、相手役よりずっと立派な体格なのが気になって・・・。あまり可哀想な気がしません。
オペラ通の方は多分頭の中で、絶世の美女に変換して見たりしてるのでしょうが、そこはシロウト。どうしてもあるがままを見てしまうんですよね。。
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劇場内のガイドツアー(英語もあり)を常時やっているので、オペラ鑑賞をする時間が取れない方も、この歴史ある劇場の中を見学できます。

Yumi


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by zenzeronline | 2014-01-24 08:23 | ナポリから
陶器の町 Vietri sul Mare その他
皆さんこんにちは!
アマルフィ海岸の終点、サレルノの少し手前にVietri sul Mareという町があります。
ここは人口8000人ちょっとの小さな町ですが、そこに30件以上のマヨルカ焼きの陶芸工房が集まっていて、アートな作品から日常使いの食器までさまざまな陶器を制作販売しています。
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アマルフィ海岸一帯のお土産屋さんで売っている陶器も大体ここの製品です。
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町の一角に飾られた長~いタイル絵の一部分。
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魚屋さんの看板もマヨルカ焼き
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落ち着いた色合いのシックな製品を作っている工房もいくつかありますが、Vietriといえばやはりこの色とりどりさが特徴でしょう。
おなじみのZOOシリーズ。色や絵柄違いのお揃いは私の好きなパターン。*http://www.solimeneart.itから拝借しました。
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私のお気に入りはタコ柄。
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さて、今回はこのVietri sul Mareに行くのにもアマルフィ海岸の町々を訪れるのにも便利な、私の友人(日本人)が働いているB&Bをご紹介させてください。

駅から賑やかなメインストリートを歩いて10分程の、Portanova広場(前々々回のイルミネーションの記事でクリスマスツリーのある広場)の一角にあり、旧市街の小路を散策するのにも、海岸沿いの遊歩道に出るのにもとても便利。周辺には可愛らしいレストランもたくさんあります。

その名もSalerno Centro。元修道院だったという建物のひと部屋をB&Bに改装した客室が3つだけの小さな小さなホテルです。
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自分の家みたいで居心地のいいサロン。
町歩きに疲れたらさっと戻れる場所なので、キッチンでお茶を入れて、ひと休みしてまた行動開始。
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天気がいい日にはテラスで朝食を。
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詳細はこちらのサイトで。
http://www.salernocentro.it/bed-and-breakfast/
日本語でのお問い合わせもOKです。info@salernocentro.it

それではまた!

Yumi

サレルノやその周辺の観光についてはこちらまでお問い合わせください。
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by zenzeronline | 2014-01-17 23:09 | おススメの旅行先
古代ローマの初湯は?
皆さん、あけましておめでとうございます。

元日のナポリは、雲は出ていたものの穏やかなお天気でした。
近場を散策にでも、ということになり、ナポリ近郊のBaia(バイア)という所に行ってきました。
行ってみたかった理由は最近読み終わった「テルマエ・ロマエ」の中に出てきたから、というミーハーなもの。。徳川家康が誰か知らなくても(!)フランス革命にはめちゃくちゃ詳しい女の子が多かったベルばら世代ですから!

テルマエ・ロマエの中ではラテン語のバイアエという地名になっています。
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ここには古代ローマのテルメ(温泉保養所)の遺跡が残っていて、当時の貴族たちが建てた豪奢な別荘や様々なタイプの温泉の跡を見ることができます。
元日は休みだろうと思っていたら開いていて、5人程の見学者のために丁寧に説明もしてくれました。
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廃墟に寂しく立つアポロン像
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たくさんの短い柱で床を持ち上げ、床下に熱い空気を流して温めたカルダリウムという部屋。
岩盤浴みたいな感じだったのでしょうか。
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マーキュリー浴場。紀元前1世紀頃のもの。
ローマのパンテオンに似ていますが、こちらの方が先に作られました。2000年以上持ちこたえているワケです。
雨が降ると天井の穴から水が入ってくることを考えると神殿よりお風呂に最適!
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斜面に沿って段々畑方式に作られた巨大な複合施設。上から順にお湯が滝になって落ちてくるしくみ。
一番上は居住部分で、中段でお芝居や演奏をして、下段でお湯に浸かりながらそういうのを見たらしい。なんか極楽・・・。
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そして振り返ればこんな景色があったのでしょう。。遠くにベスビオ山も見えます。
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ところどころにわずかに残るフレスコ画
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モザイクの床
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これはヴィーナスの神殿と呼ばれる建物。道路が通った為、遺跡群と分断されています。
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Baiaの温泉保養地はハドリアヌス帝の頃が最盛期で、彼が最期を迎えたのもここでした。

その後、4世紀ごろからこの地は地盤沈下によって徐々に海に沈んでいき、山の麓や海沿いのお屋敷から徐々に打ち捨てられていったそうです。
海に沈んだ部分はもっといい状態で残っていて、グラスボートやダイビングで見学できるそうです。
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古代ローマの市民にとって、入浴は重要な生活の一部だったそうで、ここのような豪華な施設ばかりでなく、市街地には庶民の為の公衆浴場がいくつもありました。
テルマエの作者のヤマザキマリさんもおっしゃっているように、私もこの素晴らしいお風呂文化が消えてしまったことが残念でたまりません。
小さい頃から自分ちにお風呂があっても銭湯に通い、帰国すれば日帰り温泉に日参する私。
ナポリ暮らしも長くなり、何とかこちらの物でやりくりするのにも慣れてきましたが、お風呂は別。これじゃ全然リラックスできないんだよ!!と、浅くて長細いバスタブにハマりながらいつも思います。

この文化が続いていれば、イタリアにいても広いお風呂でのんびり初湯に浸かれるのに・・としみじみ思う2014年の年明けでした。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

♨Yumi


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by zenzeronline | 2014-01-05 20:27 | ナポリから



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