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引っ越しと年の瀬
こんにちは。2014年ももうあと少しですね。
毎度のことながら24のイブ、25のクリスマス当日、26日のサントステファノの祝日と食べ続け、飲み続けで、この時期の胃はかなりお疲れ気味。

今年もいろいろあったけど、たくさんの方と知り合えたこと、大した病気もせずに過ごせたことに感謝です。
長年の課題だった引っ越しもできて、置く場所がなくてずうっと段ボールにしまいっぱなしだった日本から持って来たアルバムなんかを少しづつ整理している年の瀬です。
・・・しかし本当にめんどくさいイタリアの引っ越し。こんなに大変だともう2度と引っ越さないかも、ここが終の棲家になるのかも、と思うとちょっと複雑な気持ちですが。

取り立ててお見せするものもないフツーの内装ですが、うれしかったのは壁面にこのお皿たち、「Piatti del buon ricordo」を飾れたこと。
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この絵皿はBuon Ricordo(良き思い出)という名称のレストラン協会加盟レストランのお皿で、それぞれのお店が、看板メニューを入れたコースを注文したお客さんにプレゼントするんです。
全てアマルフィ海岸のVietri sul MareのSolimeneという大きな窯元で制作され、全て手描きなので同じ絵柄でも一枚一枚ビミョーに違っています。
1964年に発足したこのBuon Ricordo協会は、イタリアだけでなく世界中に加盟店があって(日本にもいくつかあり)、このお皿を集めるためにレストラン巡りをする人もいるようです。
私はそんな贅沢なことはできないけど、アマルフィの骨董屋さんや、制作元の窯元でちょっと傷のあるB級品、またはネットオークションなどで手頃なものを時々買って集めているんです。

看板メニューを題材にしたイタリアらしいユニークで陽気な絵柄は、見ているとなんか和みます。
どんなとこにある、どんなレストランなんだろ、とか思いながら・・・。

他にもこんなのが。どこに飾ろうかな♪
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何百種類あるのか分からないけれど、希少価値のあるものだと、かなりの高値がついているようです。
このタコのヤツとか。
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新しい家のバルコニーからはベスヴィオ山が見えます。(ちょん切れてるけど)
この山がバリッと見えると嬉しいのは、日本で富士山がきれいに見えた時と同じようなもんでしょうか。
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元旦の朝はベスヴィオに向かって柏手でも打ってみましょう。

みなさま、今年もつたないブログにつきあっていただき、どうもありがとうございました。
どうか良い2015年をお迎えください。

Yumi


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by zenzeronline | 2014-12-28 20:00 | ナポリから
ナポリ・ベルエポック
みなさんこんにちは。
ハロウィンが終わった頃からちらほらクリスマスの飾り付けが目につくようになりましたが、12月8日のインマコラータの日(聖母マリアがその母親の胎内に宿ったとされる日。多分・・?)から一気にクリスマスモードに突入しました。
不景気ながらプレゼントを選ぶ買い物客などで人出も多くなって、イルミネーションもあちこちに出現。
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さて、先日、ウンベルト一世のガッレリアの地下にできたちょっと面白いお店に行ってみました。
Le Cirqueという名のこのスペースは、1800年代末にガッレリアが建設されたすぐ後に作られた地下の劇場「Salone Margherita(サローネ・マルゲリータ)」のフォワイエ(幕間にお茶などを飲んだりするホール)だったところです。
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このSalone Margheritaというのは、正統派オペラを上演するサンカルロ劇場に対し、自由な雰囲気でコーヒーやお酒を飲みながらシャンソンやフレンチカンカンなどを見せる劇場で、市民はもちろん、王侯貴族も変装してお忍びで通ったりしたそうです。
そういう場所をCafe’ Chantant(カフェ・シャンタン=歌うカフェ)と呼ぶのですが、18世紀のパリに誕生し、イタリアにもその文化が伝わって、当時のナポリではパリと競う程のレベルの高いエンターテイメントが毎夜繰り広げられていたようです。
当時のブルジョワの間ではパリ風であることがステイタスだったようで、メニューはフランス語で書かれ、お客も給仕もフランス語で話し、出演者との契約書もフランス語で作成されていたとか。

Salone Margheritaは19世紀末に誕生したものの、20世紀に入ってからは往時の活気はなくなり、第二次大戦では爆撃を受けて破壊されたりしましたが、1982年まではとりあえず営業していたようです。
そしてここも近年、新装オープンし、今はタンゴの夕べやお芝居などが上演されているようです。
行ったことがないのですが写真を見るとこんな感じでとても素敵。
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こちらのLe Cirqueも、様々な遊戯施設として使われていたのが、今年になって有志グループが内装をし直し、カフェとレストラン、そして不定期にサーカスやカンツォーネ・ナポレターノの舞台などを企画しています。
ビリヤード場として営業していた頃のもの。
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一風変わった装飾品たち。
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この日はカンツォーネ・ナポレターノのコンサートがあり、年配の人たちがたくさん来ていました。
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ナポリは歴史的財産の多い街ですが、予算不足の為、なかなかそういうものを修復して活用することができないでいます。
時々こういう風に有志グループが古い建物などに手を入れて、営利目的半分、町の再興目的半分で再利用していますが、なんとなく、どこもあまりうまく行っていないような雰囲気。
よく日本からのお客様に、カンツォーネ・ナポレターノを聴きに行きたいのだけど、と聞かれるのですが、実際のところ、本場でありながらナポリにはそういった店がとても少ないのです。
このLe Cirque、12月からレストラン業務も始め、お食事もできるようになったので、がんばってお客さんを増やして、定期的にナポリ民謡の夕べも企画してくれるといいな・・・と期待しています。


Yumi

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by zenzeronline | 2014-12-15 20:00



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